OpenMXハンズオンワークショップ2015開催のお知らせ
The hands-on workshop of OpenMX will be held on 11th March 2015 in ISSP, while it
wiil be organized in Japanese.
密度汎関数理論、数値局在基底法、擬ポテンシャル法に基づく汎用第一原理電子状態計算ソフトウエアOpenMXの
ユーザー向けのハンズオンワークショップを2015年3月11日に東大物性研(柏市)にて開催致します。
日本のグループが中心となって開発を進めているOpenMXはGNU-GPLの規約で無償公開されており、
どなたでも自由に使用できます。OpenMXを用いた応用計算として、シリセン、グラフェン、磁石材料、鉄鋼材料、
トポロジカル絶縁体などの幅広い物質群への適用研究がこれまでに進んでいます。
本コースではこれからOpenMXを用いた第一原理計算を始めてみたい方を対象として、
計算原理、インストール方法、使用方法を議論し、簡単な実習計算を体験して頂きます。
またすでに計算を始めておられる方で、疑問に感じる点を直接、開発者に質問したい方の参加も歓迎致します。
(本ハンズオンコースは2014年10月10日、CMSI神戸拠点にて行われた第19回CMSI神戸ハンズオンの柏版です)
ふるってご参加頂ければ、幸いに存じます。
ハンズオンワークショップ開催要綱
日時
2015年3月11日(水)13:00 - 17:30
場所
東大物性研A612号室
対象者
OpenMXを用いた第一原理電子状態計算に興味のある方。並列計算、プログラミングの経験は問いません。
定員
10名(先着順)
参加費
無料(ただし旅費及び宿泊費等は本人負担)
講師
尾崎泰助(東大物性研)
Truong Vinh Truong Duy (東大物性研)
プログラム
13:00-13:30 OpenMXの概要
13:30-13:45 インストール方法
13:45-14:00 実習内容(1)の説明
14:00-14:40 各自実習(1)
14:40-14:50 休憩/コーヒーブレーク
14:50-15:50 計算の実際と実習内容(2)の説明
15:50-17:00 各自実習(2)
17:00-17:30 質疑・応答
使用言語
日本語
主催
計算物質科学イニシアティブ (CMSI)
申し込み方法
こちらのweb
より必要事項を記入し、お申し込み下さい。
事前準備
実習のためにネットワークに接続できるノートパソコン(Mac, Linux,Windowsなど)を
ご持参ください。計算を実行するにはLinuxやLinux上でのエディター等の知識が
必要となります。Linux等の講義は行いませんので、事前の自習をお願い致します。
OpenMXの実習計算は東大物性研に設置されたクラスター計算機を用いて行います。
ご持参のノートパソコンからクラスター計算機にリモートログインし、計算を実行します。
資料等
マニュアルや講義に関係する資料を当日、配布致します。
関係する資料はOpenMXのwebでもご覧頂けます。
またOpenMXに実装されたオーダーN法に関する講義資料は
CMSIの
web
でご覧頂けます。