第1回TIA第一原理計算講座
The hands-on workshop of OpenMX will be held on Jan. 25th and Feb. 1st, 2015 in ISSP,
while it wiil be organized in Japanese.
近年、光・量子計測を利用した実験研究では、計算科学、特に、第一原計算との連携が重要になってきております。
このような状況のもと、光・量子計測MG事務局は、TIAかけはし課題「計算科学とデータ科学の連携による
実験データ高度解析手法の開発」等との共催で、第一原理計算への入門を目指して、下記のように
「第1回TIA第一原理計算講座」(講義と実習が含まれています)の開催を企画いたしました.
奮ってご参加頂ければ、幸いに存じます。
開催要綱
日時
2017年1月25日(水)9:30 - 16:00
2017年2月 1日(水)9:30 - 16:30
場所
東大物性研A612号室
対象者
実験と第一原理計算の連携に興味のある方。
OpenMXを用いた第一原理電子状態計算に興味のある方。
並列計算、プログラミングの経験は問いません。
定員
10名(先着順)
参加費
無料(ただし旅費及び宿泊費等は本人負担)
講師
尾崎泰助(東大物性研)
福田将大 (東大物性研)
Chi-Cheng Lee (東大物性研)
プログラム
2017年1月25日(水)
09:20-09:30 受付
09:30-09:40 自己紹介 (参加者)
09:40-10:30 密度汎関数理論の基礎
10:30-10:40 休憩
10:40-11:20 OpenMXによる第一原理電子状態計算
11:20-12:00 計算機へのログインとテスト計算の実行
12:00-13:00 昼食
13:00-13:50 分子・固体の第一原理電子状態計算
13:50-14:00 休憩
14:00-16:00 実習(1)
2017年2月1日(水)
09:30-10:20 構造最適化と分子動力学
10:20-11:00 実習(2)
11:00-11:10 休憩
11:10-12:00 内殻電子の束縛エネルギーの計算
12:00-13:00 昼食
13:00-14:00 実習(3)
14:00-14:50 相対論効果、バンドアンフォールディング法
14:50-15:00 休憩
15:00-16:30 実習(4)
使用言語
日本語
共催
TIA光・量子計測マネージメントグループ
TIAかけはし「計算科学とデータ科学の連携による実験データ高度解析手法の開発」
東京大学物性研究所計算物質科学研究センター
事前準備
実習のためにネットワークに接続できるノートパソコン(Mac, Linux,Windowsなど)を
ご持参ください。計算を実行するにはLinuxやLinux上でのエディター等の知識が
必要となります。Linux等の講義は行いませんので、事前の自習をお願い致します。
OpenMXの実習計算は東大物性研に設置されたクラスター計算機を用いて行います。
ご持参のノートパソコンからクラスター計算機にリモートログインし、計算を実行します。
事前にsshの公開鍵を尾崎(t-ozaki@issp.u-tokyo.ac.jp)までお送り下さい。
資料等
マニュアルや講義に関係する資料を当日、配布致します。
関係する資料はOpenMXのwebでもご覧頂けます。
またOpenMXに実装されたオーダーN法に関する講義資料は
CMSIの
web
でご覧頂けます。