CCMSハンズオン OpenMX講習会 2022年2月22日
- 講習会はZoomによりオンライン配信します。
講義用のZoom
にアクセスして下さい。
- 質問や議論は
講義用のSlack
上でも可能です。
- 講習会概要
密度汎関数理論、数値局在基底法、擬ポテンシャル法に基づく汎用第一原理電子状態計算ソフトウエア
OpenMX
のユーザー向けハンズオンワークショップを開催致します。OpenMXは日本のグループが中心となって開発を進めており、
GNU-GPLの規約で無償公開されているため、どなたでも自由に使用できます。
基本的なバンド計算、構造最適化、状態密度解析などに加えてオーダーN法、内殻光電子分光スペクトル計算、
電気伝導計算、バンドアンフォールディング法、トポロジカルバンド不変量の解析など多岐に渡る拡張機能も
実装されています。本コースの前半ではこれからOpenMXを用いた第一原理計算を始めてみたい方を対象として
基本計算(構造最適化、バンド計算、状態密度計算等)の実習を行います。また後半では応用計算の部として
スピンテクスチャの解析、ベリー曲率とトポロジカル不変量の計算を行います。
すでにOpenMXを用いて計算を始めておられる方で疑問に感じる点を直接、開発者に質問したい方の参加も歓迎致します。
奮ってご参加頂ければ、幸いに存じます。
- 講習会スケジュール
2022年2月22日(火) 13:00-17:10.
- 講師
尾崎泰助 (東京大学物性研究所): 講義及びSlackの質問への回答を担当
石井史之 (金沢大学ナノマテリアル研究所): 講義及びSlackの質問への回答を担当
山口直也 (金沢大学ナノマテリアル研究所): Slackの質問への回答を担当
河村光晶 (東京大学物性研究所): Slackの質問への回答を担当
福田将大 (東京大学物性研究所): Slackの質問への回答を担当
- 実習に関して
実習では東京大学物性研究所に設置されているクラスター計算機gaussを使用します。
また参加者自身のWindows PC等に事前にOpenMXをインストールしてある場合にはそちらを使用して頂いても構いません。
備考:
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東京大学物性研究所に設置されているクラスター計算機gaussを使用される方は事前にssh公開鍵を
河村光晶 ( mkawamura@issp.u-tokyo.ac.jp )までお送り下さい (締切: 2月21日正午)。
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Linuxに関しては事前の自習をお願い致します。
参考Web をご参照下さい。
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御自身のWindows PCにOpenMXをインストールされる場合には次の資料を参考にして下さい。
WSL上でのOpenMXのインストール(PDF)
- プログラム
- 13:00-13:30: OpenMXの紹介:
資料: OpenMXの紹介
- 13:30-15:00: 基本計算の実習 (構造最適化、バンド計算、状態密度計算等)
資料: 基本計算編
- 15:00-15:10: 休憩
- 15:10-17:10: 応用計算の実習 (スピンテクスチャの解析、ベリー曲率とトポロジカル不変量の計算)
資料: 応用計算編