第一原理電子状態計算の基礎と応用 2021年9月開講
(MP-CoMS 2021)
- 講義はZoomによりオンライン配信します。
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- 講義時間外の質問や議論は
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上でお願いします。
- 講義終了後に
アンケート
にお答え頂けますと幸いに存じます。
- 講義概要
密度汎関数理論に基づく第一原理電子状態計算の基礎と応用に関して講義を行う。
固体における物質の凝集機構と電子状態から議論を始め、現実物質の物理・化学的
性質の包括的な理解の枠組みを与える密度汎関数理論と線形応答理論の基本概念及び
その定式化を解説する。また密度汎関数理論の応用として、構造の安定性、反応座標解析、
磁気特性、光との相互作用、内殻励起現象等に関して応用事例と共に議論する。
第一原理計算プログラム
OpenMX
のチュートリアルも実施する。
- 講義スケジュール
9月 3日(金) 第1回 13:00-14:20: 第2回 14:35-15:55: 実習(希望者のみ) 16:10-17:10.
9月10日(金) 第3回 13:00-14:20: 第4回 14:35-15:55: 実習(希望者のみ) 16:10-17:10.
9月17日(金) 第5回 13:00-14:20: 第6回 14:35-15:55: 実習(希望者のみ) 16:10-17:10.
9月24日(金) 第7回 13:00-14:20: 第8回 14:35-15:55: 実習(希望者のみ) 16:10-17:10.
- 講師
尾崎泰助 (東京大学物性研究所): 講義及びSlackの質問への回答を担当
河村光晶 (東京大学物性研究所): Slackの質問への回答を担当
福田将大 (東京大学物性研究所): Slackの質問への回答を担当
- 実習に関して
毎週、講義後にOpenMXのチュートリアルコースを実施します。希望者は奮ってご参加下さい。
参加者各自のPCにOpenMXをインストールし、OpenMXを用いた基本的なDFT計算や授業で議論した内容の計算を行います。
参加者のPCとしてはWindows 10のPCを想定しており、WSL (WSL2)上でIntel one APIを用いてOpenMXをインストールします。
mac PC上でもインストール可能だと思われますが、講師がmac PCを使用していないため、
チュートリアルではふれません。
備考:
-
Linuxに関しては事前の自習をお願い致します。
参考Web をご参照下さい。
-
Intel one API Base Toolkit 及び HPC Toolkitのインストールにはハードディスク(HD)の空容量が30 GB程度、必要となります。
十分なHD空き容量のあるPCをご用意下さい。
-
チュートリアルコース前に御自身のPCにWSL (WSL2の方がOpenMXの実行性能が高い)のインストールを行って下さい。
9月3日のチュートリアルではIntel one API Base Toolkit 及び HPC Toolkitのインストールから説明を行います。
参考Webをご参照下さい。
- 講義内容 (講義の進行により内容変更の可能性があります)
- 9月3日 (金) 第1回 13:00-14:20、第2回 14:35-15:55、実習 (希望者のみ) 16:10-17:10
- 9月10日 (金) 第3回 13:00-14:20、第4回 14:35-15:55、 実習 (希望者のみ) 16:10-17:10
- 9月17日 (金) 第5回 13:00-14:20、第6回 14:35-15:55、実習 (希望者のみ) 16:10-17:10
- 9月24日 (金) 第7回 13:00-14:20、第8回 14:35-15:55、 実習 (希望者のみ) 16:10-17:10