可搬性の高い最適化擬ポテンシャルを作成するためには、系統的なベンチマーク計算を通した各パラメーターの調整が必要です。 擬ポテンシャルの作成に必要な全電子計算は、大きな原子番号を持つ原子ではかなりの計算時間を要しますので、全電子計算の結果を ファイルに保存しておき再利用すると計算時間を節約することが出来ます。 計算を再スタートするために、2つのキーワード「System.UseRestartfile」と「System.Restartfile」が利用可能です。 詳細は以下の通りです。
大きな原子番号の原子の全電子計算はかなりの計算時間を要しますので、 擬ポテンシャルのパラメーターを試行錯誤で決定する際には、全電子計算の結果を保存した再スタートファイル を利用して下さい。 キーワード「System.UseRestartfile」を「YES」に設定すると、全電子計算をスキップするために、全電子計算の情報を含む 再スタートファイルが使用できます。本キーワードを「YES」に設定した際に、再スタートファイルが見つからなければ、 再スタートファイルが生成されます。
再スタート用のファイル名のを本キーワードで指定します。