前節の「EvsLC」の他に、類似する機能が「DF」で利用可能です。
MD.Type DFこのキーワードにより、OpenMXは自動的に、入力ファイルで与えられる初期構造を基準として、 -6、-4、-2、0、2、4、6%の体積を持つ系の全エネルギーを計算します。 体積の調節は、単純に格子ベクトルa、b、c軸を一様に変化させることで行います。 体積とそれに対応する全エネルギーはファイル「*.DF」に出力されます。ここで「*」は「System.Name」です。 このデータは文献 [27]で提案されているデルタ因子の計算に利用できます。