OpenMX Ver. 3.8で実装されているO(
)法では、切り取られたクラスター内の原子は第1隣接と第2隣接の
  2種類の原子に分類されます。
  中心原子上の基底関数のカットオフ半径
と隣接原子の基底関数のカットオフ半径
の和
が、
  原子間距離より小さい場合、その原子は第1隣接原子に分類され、この条件を満たさないクラスター内の原子は
  第2隣接原子に分類されます。
  第2隣接原子の選択は、キーワード「orderN.HoppingRanges」によって決定されており、第1と第2隣接原子数は、
  それぞれFNANおよびSNANとして標準出力に書き出されています。
  さらに「orderN.HoppingRanges」 とは独立にSNANが決定するキーワード「orderN.FNAN+SNAN」が利用可能です。
  このキーワードによって(FNAN+SNAN)の数値を以下の様にユーザーが直接、与えることができます。
  
 
  <orderN.FNAN+SNAN
    1  60 
    2  65 
    3  60
    4  50 
    ..
    .
  orderN.FNAN+SNAN>
 この指定では、行数は原子数に等しくなければなりません。
 最初の列は、キーワード