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OpenMXは、以下の3つのライブラリがインストール済みのLinux環境にインストールすることができます。
- ScaLAPACK (およびBLACS) (http://www.netlib.org/)
- FFTW (http://www.fftw.org/)
- MPICH2やOpenMPIなどのMPIライブラリ
これらのライブラリ・パッケージが対象コンピュータにインストールされていない場合、
OpenMXをインストールする前にこれらをインストールする必要があります。
MPICH2やOpenMPIなどのMPIライブラリは、OpenMX Ver. 3.9のインストールに必須です。
MPIライブラリが利用可能できない場合、OpenMX Ver. 3.9をインストールする次のステップに進むことはできません。
OpenMX Ver. 3.9 は ScaLAPACK とBLACS を必要とし、
LAPACK と BLAS とによるOpenMX Ver. 3.9 のコンパイルはサポートされません。
代替策として、Intel Math Kernel Library (MKL)がScaLAPACK とBLACS の代わりに利用できます。
上記のライブラリ・パッケージがインストール済みの場合は、次のインストール手順に進んで下さい。
openmx3.9.tar.gzをダウンロード後、以下のコマンドで解凍します。
% tar zxvf openmx3.9.tar.gz
解凍すると、「openmx3.9」ディレクトリの下に「source」、「work」、「DFT_DATA19」の3つのディレクトリが作成されます。
これらのディレクトリにはそれぞれソースコード、入力ファイル、Ver. 2019の擬原子基底関数および
擬ポテンシャルのデータファイルが含まれます。