ここまで「MD.Type」キーワードによるセル可変の構造最適化を説明してきましたが、これらの方法ではストレステンソルは 歪みに対する全エネルギーの勾配から解析的に自動計算され、格子ベクトルに対する勾配として変換されていました。 セル可変の構造最適化を実施せずに、格子ベクトルに対する全エネルギーの勾配を求めたい場合には、以下のキーワードを用いて下さい。
scf.stress.tensor on # on|off, default=off「scf.stress.tensor」キーワードが「on」の場合には、「System.Name.out」に 格子ベクトルに対する全エネルギーの勾配が出力されます。