NBEの計算は次の三つのステップで実行されます。
数値誤差が相殺するように、3つの計算において同一の計算パラメータを使用して下さい。 ここで計算パラメータとは単位格子セル、カットオフエネルギー、基底関数、 擬ポテンシャル、電子温度等のことです。 ステップ 1およびステップ 2の計算の後、「*.dat#」ファイルが作成されます。 ファイル「*.dat#」中に記載されている原子座標を利用して、容易にステップ 3に必要な入力ファイルを作成できます。 ステップ 3に対する入力ファイルが作成できれば、NEBの計算は、次のように通常のOpenMX計算の場合と同様に実行できます。
% mpirun -np 32 openmx input.dat -nt 4