NEB計算での標準出力には、イメージ1の情報のみが表示されます。 他のイメージについての情報は表示されません。 SCFの反復計算が全てのイメージに対して収束するという保証はありませんので、ユーザー各自でSCF計算の 収束性を確認する必要があります。 全てのイメージについてSCF収束をモニタするために、一時ファイルが利用できます。 NEB計算では、それぞれのイメージに対して一つの入力ファイル「System.Name.dat_#」が作成されます。 ここで「#」は0からMD.NEB.Number.Images+1までの値で、それぞれの入力ファイル中の「system.name」は 「system.name_#」に変更されています。 従って、ファイル「system.name_#.DFTSCF」をモニタすることによって各イメージのSCF計算の収束状況を 確認できます。