SCF計算の履歴、構造最適化の履歴、Mulliken電荷、全エネルギー、および双極子モーメントが保存されます。
MDまたは構造最適化により得られた最終的な幾何学的構造が保存されます。 このファイルは OpenMX Viewer [152,151] や XCrySDen [105] で可視化できます。
「scf.EigenvalueSolver=Band」の場合、コピーされたセルの原子を含む原子座標が出力されます。 このファイルは OpenMX Viewer [152,151] や XCrySDen [105] で可視化できます。
再スタートを行うための一連のファイルを保管しているディレクトリです。
各MDステップごとの原子座標が保存されます。 このファイルは OpenMX Viewer [152,151] で可視化できます。
最終MDステップにおける原子座標が保存されます。指定した原子種記号を用いて原子が指定されています。
cif形式の初期原子座標が保存されます。
MDステップごとの計算値が保存されます。保存されている各数値の内容は「iterout_md.c」 ルーチン中で確認できます。
「level.of.fileout=1」と指定した場合、「level.of.fileout=0」で生成されるファイルに加え、 以下のGaussian cube形式のファイルが生成されます。ここで、「System.Name」はキーワード「System.Name」により指定されたファイル名です。
Gaussian cube形式で全電子密度が保存されています。
「LSDA-CA」、「LSDA-PW」、「GGA-PBE」を使用したスピン分極計算が実行された場合に、スピン電子密度がGaussian cube形式で保存されています。
構成原子の孤立原子状態の電子密度の重ね合わせを基準として計算された差電子密度がGaussian cube形式で保存されています。
アップスピンの非局所ポテンシャルを除くKohn-ShamポテンシャルがGaussian cube形式で保存されています。 「scf.ProExpn.VNA」で射影展開法がオンの場合は中性原子ポテンシャルVNAも除かれます。 http://www.openmx-square.org/tech_notes/tech_notes.htmlにある技術ノートの「全エネルギーと力」も参照ください。
スピン分極計算における、ダウンスピンの非局所ポテンシャルを除くKohn-ShamポテンシャルがGaussian cube形式で保存されています。 「scf.ProExpn.VNA」で射影展開法がオンの場合は中性原子ポテンシャルVNAも除かれます。 http://www.openmx-square.org/tech_notes/tech_notes.htmlにある技術ノートの「全エネルギーと力」も参照ください。
差電子密度から生じる差電子HartreeポテンシャルがGaussian cube形式で保存されています。 http://www.openmx-square.org/tech_notes/tech_notes.htmlにある技術ノートの「全エネルギーと力」も参照ください。
「level.of.fileout=2」の場合、「level.of.fileout=1」の場合に生成されるファイルに加え、 以下のファイルが生成されます。 ここで、「System.Name」はキーワード「System.Name」で指定されたファイル名です。
アップスピンの交換相関ポテンシャルがGaussian cube形式で保存されています。
ダウンスピンの交換相関ポテンシャルがGaussian cube形式で保存されています。
数値積分およびポアソン方程式の解に使用される実空間格子が保存されています。
「MO.fileout=ON」および「scf.EigenvalueSolver=Cluster」の場合、 以下のファイルも生成されます。
Gaussian cube形式で最高占有軌道(HOMO)から順番に占有軌道を出力したファイルです。 「homo」に続く最初の数字はスピン状態を意味します(up=0, down=1)。 また2番目の数字は固有状態を表し、0、1、2はそれぞれHOMO、HOMO-1、HOMO-2に対応します。
Gaussian cube形式で最低非占有軌道(LUMO)から順番に非占有軌道を出力したファイルです。 「lumo」に続く最初の数字はスピン状態を意味します(up=0, down=1)。 また2番目の数字は固有状態を表し、0、1、2はそれぞれLUMO、LUMO+1、LUMO+2に対応します。
「MO.fileout=ON」および「scf.EigenvalueSolver=Band」の場合、 以下のファイルが生成されます。
Gaussian cube形式で最高占有軌道(HOMO)から順番に占有軌道を出力したファイルです。 「homo」 に続く最初の数字は、キーワード「MO.kpoint」により指定されるk点の番号を意味します。 また2番目の数字はスピン状態です(up=0, down=1)。 3番目の数字は固有状態を表し、0、1、2はそれぞれHOMO、HOMO-1、HOMO-2に対応します。 「r」および「i」は波動関数の実数および虚数部を意味します。
Gaussian cube形式で最低非占有軌道(LUMO)から順番に非占有軌道を出力したファイルです。 「lumo」 に続く最初の数字は、キーワード「MO.kpoint」により指定されるk点の番号を意味します。 また2番目の数字はスピン状態です(up=0, down=1)。 3番目の数字は固有状態を表し、0、1、2はそれぞれLUMO、LUMO+1、LUMO+2に対応します。 「r」および「i」は波動関数の実数および虚数部を意味します。
「Band.Nkpath」が0以上で、かつ「scf.EigenvalueSolver=Band」の場合、 以下のファイルも生成されます。
バンド分散のデータファイルが保存されています。
「Dos.fileout=ON」の時、以下のファイルも生成されます。
状態密度を計算するための固有値のデータファイル。
状態密度を計算するための固有ベクトルのデータファイル。
「scf.SpinPolarization=NC」および「level.of.fileout=1もしくは2」 の場合、以下のファイルも生成されます。
Mulliken解析により各原子に射影されたノンコリニア軌道磁気モーメントが保存されたベクトルファイル。 XCrySDenの「DisplayForces」を用いて可視化が可能です。
Mulliken解析により各原子に射影されたノンコリニアスピン磁気モーメントが保存されたベクトルファイル。 XCrySDenの「DisplayForces」を用いて可視化が可能です。
実空間格子上のノンコリニアスピン磁気モーメントが保存されたベクトルファイル。
XCrySDenの「DisplayForces」を用いて可視化が可能です。