他ツールへのリンクを本章にまとめます。
OpenMXをすばやく試してみたい場合には、以下のツールをお使いいただけます。
MateriApps LIVE!は、ノートパソコンなどで計算材料科学に関するシミュレーションを無償でお試しいただける環境です。 MateriAppsアプリケーション、OS(Debian GNU / Linux)、エディタ、ビジュアライゼーションツールなど、チュートリアルを開始するために 必要なすべての環境が、USBメモリスティックで提供されています。 OpenMXは "MateriApps LIVE!"のシミュレーションツールの1つとして利用可能ですので、 "MateriApps LIVE!"をOpenMXの試用環境として使用することができます。
以下から、LINUX環境向けのOpenMXバイナリを入手可能です。
OpenMX計算のための複数のGUIとジョブスケジュール環境が以下から利用できます。
OpenMXではcube、md、xyz、xsf、axsf、cif形式のファイルを出力されます。 これらのファイルは下記に列挙する多くのソフトウェアで可視化できます。
フェルミ面はFermiSurferで可視化できます。
以下のツールを用いて、OpenMXの分子動力学シミュレーションによって生成されたトラジェクトリーを 解析できます。
OpenMXのKohn-Shamハミルトニアンを読込み・演算するためのツールがArtem Pulkin博士によって公開されています。 以下のウェブサイトをご参照下さい。
OpenMXコードを含む第一原理計算と連携して タイトバインディングモデルを構築する ソフトウェアパッケージ。
OpenMXの計算結果を利用し、熱電特性が計算する外部ツールが以下で公開されています。
OpenMXコード本体を用いても同様の計算が実行可能ですが、 JxコードはKAISTのM.J. Han教授のグループによって開発されているポストプロセスコードであり、 独立に開発・公開されています。
最局在ワニエ関数を用いることで、様々な物性を効率的かつ正確に計算することができます。 OpenMXは、ポストプロセスコード「Wannier90」とのインターフェースを提供しています。
Wannier90では、第一原理SCF計算の結果を用いて最局在ワニエ関数を構築し、 ワニエ射影DOS及びバンド構造、フェルミ面、ベリー位相関連特性(異常ホール伝導度、光伝導率、軌道磁化) 及び熱電特性の計算が可能です。 詳細は「Wannier90とのインターフェース」の章をご参照下さい。
フォノン分散や熱伝導率などのフォノン関連特性を計算するため OpenMXは以下のウェブサイトで解説されるALAMODEと連携できます。
動的平均場理論(DMFT)に基づくDCoreとOpenMXのインターフェース。 詳細は以下のウェブサイトをご参照下さい。