OpenMX Ver. 3.6以下のバージョンでは、並列計算で使用できるMPIプロセス数の最大値は、系に含まれる原子数で制限されていました。 OpenMX Ver. 3.9ではこのような制限はありません。MPIプロセス数が原子数より大きい場合でも、可能な限りMPI並列化が効率 良く行われます。この機能はk点数が系の原子数より大きい場合に特に有用となるでしょう。